絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

 きょうは、友達と、窪塚くんは飛べるんだよ、というよな話をした。ほんとうは、空を飛べたんだけど、謎の組織に狙撃されたんだよ、というヨタ話。あと、友達を「宇宙人」「地底人」「スパイ」に分類してみた。インターゾーンのスパイが3人いた。そして、批評家と作家の関係はドキュンと厨房の関係*1の縦横軸になるかもしれないという話。厨房と作家、批評家とドキュンが対立軸。
 そういや別の日に別の友達が『チーチ&チョン』のTシャツをくれたんだった。誕生日プレゼント。二人が車に乗ってモクモクと葉っぱをふかしてる奴。ともだちは二人のことを知らないのに、店で見て「あ、麻草が好きそう」と思ったのだそうだ。うん、好きだよ。
 昼に上司が『デイアフタートゥモロー』を観て、泣いたというので話を聞いた。監督のローランド・エメリッヒは50年代生まれだから、どっぷりドイツの戦後教育に浸っていて、アメリカに夢を抱いている、とぼくは思っている。『デイアフター』もその伝で解釈可能みたいだ。「こんなアメリカなくなっちまえー!」という、雪女*2映画。まァ劇場では見ないですけども。あと、ジェイク・ギレンホールは正しく成長した窪塚だと言っていた。そうかもしれないな、窪塚くんは映画の中で世界を救えばよかったのに、ギレンホールの演った『ドニー・ダーコ』みたく。

*1:http://screammachine.at.infoseek.co.jp/20027a.html#2002709

*2:勝手に惚れて勝手についてきて勝手に切れて相手を殺す女