絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

イノセンス試写会の話
http://d.hatena.ne.jp/kowagari/20040126
http://artifact-jp.com/mt/archives/200401/innocenceotaku.html
風邪ひいてるので頭がまわらんですけども、大塚ギチは昔っからハズしてて、僕は好きなんだけど、色々と嫌われてるなあ、て思てた。よ。ガンダムのアレ、G20がグチャグチャになる前、2号までは、確か大塚ギチがやってたんじゃないか、逆か。グチャグチャってのもなんとなくの印象で、最初ッからグチャグチャだった気もする。白黒ページがバカサイみたいだった。ひでえなあ。
なにが言いたいんだ。大塚ギチはオシャレとキモオタを対比させるのが好きで「キミもオシャレの側においでよ!」みたいな感じなので嫌われるんじゃないかなあ、と思った。あさのまさひこ的嫌われかた。嫌われるというか、無視される。結局世の中をどうとらえてるかなのだよね。外部(オシャレを価値基準とする世界)の存在が見える人間は自分の姿がどう映るかを想像するし、内部にとどまれば外部は見えなくなるので、本当のキモオタには大塚ギチ的言説は届かないのだ。
イノセンスが興行的に成功したら、紅い眼鏡のDVDがバカスカ売れて、オシャレな人がオシャレな間接照明の下で見るモニターに千葉繁の活躍が映ったりするので、ざまあみろ世間って思った。
こういうルサンチマンはどこから生まれるのかというと、勝手に捏造してる。多分外部なんかなくて、投影してるだけなんだ。
熱が下がらないよ。

あー、トラックバックって自動なの?そうなの?人工事実のトラックバック見たら、なんか一人だけバカみたいなこと書いてるので「バカがばれた!」って思ったよ。あとあさのまさひこはキーワードだけど大塚ギチはキーワードじゃないんだ!って興奮した。