絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

 先週末はよく知らない人達に麻雀に誘われて散々な目に遭ったので、次は初対面の僕に「誤ロンはいつするんですか?」などといった失礼な事を言わない人達と打ちたいです。
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 アメリカでテロが起こると、南部でテンガロンハットかぶってる共和党支持者の裕福で熱心な原理主義者よりも、ビルの中で働いている反戦寄りの中流層の方がテロの標的になりやすいという不思議。なのに「おぼえているかい祖国が火の海に包まれたことを」なんて歌えるんだからいい気なもんだ。火の海というのは「ドレスデン」「重慶」「東京」みたいなのを指して言うのだ。子供や親戚や友人や知らない人が死んだからといって、関係ない国の子供や大人や知らない人を殺してもいいという理屈は成り立たないと思う。何でブッシュはローマ直属の異教徒暗殺部隊とかを使わないんだろう、フセイン一家を皆殺しにして替え玉に民主統治させればいいのにねえ。あ、原理主義も異端なんだっけ、ローマはブッシュを早く殺して原理主義の支配から開放し、アメリカに民主主義を取り戻させてあげてください。日本?日本には民主主義なんて元からないので放っておいてください。島原島原。

 洗脳と趣味に違いはない。繰り返しによる刷り込みは脳に依存症を起こさせ、図と地を反転させる。ヒマつぶしで遊んでいたはずが、いつの間にか遊ぶためのヒマを作るようになるのは、脳が繰り返されるパターンを快楽と認識するようになるからだ。そして趣味が深化していくほど、脳に刻まれた快感のパターンもまた、深く濃くなっていく。食費を削って、全種類コンプリートするまで食玩を買い続けるのは、あきらかな病だが、趣味との境が見分けられない故に、保険が適用されない。その循環から脱出するためには自身との対話が必要だ。自らの死と引き換えにして良い取引など存在しない、なぜなら死によって受け取り側の自分はいなくなるのだから、という簡単な事実をもう一人の自分に納得させられるまで、討論を続け、その間は食玩を買うのをやめる、とか。麻雀もこの線でやめられるかもしれん。