絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

夢日記

ここからが海。

水底にいて、誰かが手にしたライトで文字を書くのを見ている。 誰かは文字を書きながら浮かんでいってしまう。 まわりはごつごつした岩で、幅は10メートルほど。深さは20メートルぐらいだ。 向きを変えて、前に進む。 しばらく泳ぐと、岩にびっしりついた貝…

バリカンは髪を刈らない、刈るのはいつだって人間だ

こんな夢を見た。本当に見たのさ、いやマジで。 舞台の稽古が終わり、稽古場でくつろいでいると、いきなり後ろからバリカンで髪の毛の一部を狩られる。 明らかに頭皮が出てる涼しさ。床に落ちた髪の毛を見て、血の気が引く私。 後ろに立っていたのは、若くて…

夢mixi

なんかこう、石川君が出てきて、コメントくれないじゃないですか的なこと言うので、そんなことないよ、いつも読んでるよ、てなことを言い返した。 石川君は「ヤクザレーダー」というネタを持っていて、私はそれがいかに面白かったかを話して、石川君の日記を…

久しぶりに会ったよ。

路地裏の三叉路で待ち合わせ。 夕陽があたりを照らして、何だかみんな色が同じ。 気がつくと彼が向かいに立っていた。 彼はシャツにセーターなんて着てる、もうすっかり暖かくなったっていうのに。 久しぶりに会えた私は、うれしくて彼に抱きついた。 彼は嫌…

新宿南口、二十三時。

新宿南口の高架上にある歩道で、コート姿の中年男性が、黒ずんだ金属バットをぶんぶん振っていた。ずっと振っていたのだろう、足もとの地面は、激しいスイングの影響で、掘り返され、えぐれていた。その顔は、吹き出た汗で深海魚みたいにぬめり、目はうつろ…

いいんだか悪いんだかわからない夢

徹夜仕事を終えて、バタリ倒れて数時間、寝起きざまに見た夢がこれ。 おれはすごい金持ちだから自家用ジェットで空を飛ぶ。 夜のメガロポリスは月明かりに照らされて青く光るぜ。あっ、とてつもなくでかいジャンボジェット機が墜落する!でかいからすげーゆ…

ぼくは電車を降りた。

JRの駅を出ると、複雑にからまった歩道橋の上だった。金網がかけられていて、まだ工事中のようだ。下の道路には信号機がなく、乗用車もトラックも走り続けていた。社長はクラブのママらしき人物に向かって「カードでお願い」とクレジットカードを渡してい…

火星のアイドル

おれの名前はムッソリーニ、グラビアアイドルのマネージャーだ。 今日は火星の衛星フォボスで撮影。月に一時停泊した船の船長とひと悶着。テロの危険性にびくついて、船を出さないと言い出しやがった。これだから古いタイプの人間は困る。なんとか無理を言っ…

夜の廃都で、子供たち同士が二つの集団に分かれて争っている。 ある夜、おれの所属している団のリーダーが相手方につかまり、私刑を受けた。おれたちは丘を越えて広場へ向かう、すると広場では、拷問を終えた奴らが、方々に散っていくところだった。 広場に…

雑誌に載った友人とは関係のない友人がおれの家の前でオロオロしていた。

ネトラン見た?(ネットランナーという雑誌を読みましたか?の意)おれはひとに教えられて立ち読んだのだ。みなさんも立ち読んでください。冷凍庫大炎上が紹介されてましたよ。 次は海外サイトにとりあげられて、スターウォーズ少年みたくサカイさンがなれば…

全裸のこびと女を抱えてマンションの階段を昇った。最上階には住居があって、父親が住んでる。僕は父親の注文したこびと女を届けに来たのだ。マンションのつくりは西洋ホテル風で、各階は商店やレストランになっている。ロビーのソファーに座っている舘ひろ…

妻は文鳥を飼っている。 家に帰る途中、知人から白くて小さい猫を貰った、手のひらくらいの大きさで、細い手足を紙袋の中で突っ張らせていて可愛らしい。帰ると玄関で妻が「文鳥が逃げた」と言って私を責めた。妻が遊びに出ている間、私が文鳥に餌をやらなか…

地面に埋められた棺を掘り出し蓋を開けると中に先輩がいる。棺は半分くらい浸水していて、その中に身体を浮かべた先輩は、茶色く膨らんでいる。プラスチックのカプセルみたいに膨らんで濁った目をキョロキョロさせ、何が起こったのかと聞く先輩。『先輩は生…

中学校の教室で、見たことのない恋人を誘拐される。見たことがないから悲しくもないが、教師に同情されて扱いに困る。やがて脅迫状と共に、切断された両腕が箱に入って送られて来る。夕方、学校のロッカールームでバラバラになった「残り」を発見し、途方に…