絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

2006-02-27から1日間の記事一覧

サブカルチャーがポリティクスと結びつくことへの不信感

要約:政治的メッセージを含んだ作品から政治的メッセージを排除することは、バランス感覚ではなく単なる怠惰である。ホラー映画やアクション映画と同じく、政治映画も一ジャンルとして認め、その上で作品のよしあしをはかろう。 ぼくとしては、映画の政治的…

差別の本質?問題のすり替えテクについて。

音極道茶室: 『ホテルルワンダ』エントリーの真意について(補足) http://www.virtual-pop.com/tearoom/archives/000139.html を読んだ方からの、ツッコミを紹介しつつ、ふしぎテクニックの解説です。 つまり、差別とはこういうもののことを言うらしい。 * …

「エンタテインメント」は免罪符ではない。

要約:映画は娯楽であるべきだ。しかし、政治的テーマを扱った映画の場合は、そのテーマを含めた思想そのものが娯楽の対象である。よって、含まれる「政治的テーマ」もしくは「思想的テーマ」を楽しめないならば、それは映画を楽しんだことにはならない。映…